納豆そうめんチャンプルー

納豆そうめんチャンプルー
納豆を食べてお腹を元気に!
腸の中で働く善玉菌。その働きを助けてくれるのが納豆です。食物繊維も豊富で便秘解消にも◎。今回は野菜もたっぷり摂取できるレシピを紹介します。

基本の材料(2人分)

そうめん
2束
ごま油
大さじ1
納豆
1パック
豚バラ肉
50g
たまねぎ
1/2個
にんじん
1/4本
にら
1/4束
濃口しょうゆ
大さじ1
ひとつまみ
こしょう
少々

作り方

1.
そうめんは表示よりも30秒ほど短くゆで、水気をきってごま油をまぶしておく。
2.
豚バラ肉は1~2cm幅、たまねぎは薄切り、にんじんは短冊切り、にらは4~5cmの長さに切る。
3.
フライパンに小さじ1程度のごま油をひき(分量外)、豚バラ肉、たまねぎ、にんじんを炒め、火が通ったら、納豆、にら、そうめん、濃口しょうゆを加えて炒め、塩とこしょうで味を調えて皿に盛る。

《監修》健康ライター・管理栄養士

志水 あい(しみず あい)

「やり方さえ知っていれば、こどもも大人も誰でももっと手軽に楽しく健康になれるはず!」と考え、管理栄養士として健康づくりに役立つ情報を発信中。

今月のポイント & コラム

納豆を食べて健康になろう!

一般的に「納豆」と呼ばれるネバネバと糸を引くタイプの納豆は「糸引き納豆」です。「糸引き納豆」にも種類があり、作り方によって「丸大豆納豆」「挽きわり納豆」「五斗納豆」に分類されます。
納豆が健康食材として注目されているのには理由があります。納豆は「畑の肉」と呼ばれる大豆の加工品なのでたんぱく質が豊富! それに加えて、発酵によって生じるねばねば成分のポリグルタミン酸やビタミンKなどが含まれています。いずれもカルシウムの吸収や骨の形成などに関わる成分です。女性ホルモンを補う成分として注目されているイソフラボンも含まれており、骨粗しょう症の予防などにも役立ちます。

種類 作り方
丸大豆納豆 大豆を丸ごと煮て、大豆菌で発酵させたもの。一番ポピュラーな形状。
挽きわり納豆 大豆を粗く挽いて皮を除き、煮て大豆菌で発酵させたもの。
青森、秋田、岩手などで昔から食べられていた。
五斗納豆 挽きわり納豆に麹や塩を混ぜ、さらに発酵・熟成させたもの。

今月のポイント & コラム 調理のポイント

納豆を食べるなら、丸大豆納豆がベスト!

納豆には骨を健康にする栄養素のほかにも、様々な栄養素や健康成分が含まれています。なかでも嬉しいのはやはり食物繊維! 大豆にはたくさんの食物繊維が含まれているので、それを加工した納豆にも豊富に食物繊維が含まれています。

種類 100gあたりの食物繊維量
水溶性 不溶性 総量
丸大豆納豆 2.3g 4.4g 6.7g
挽きわり納豆 2.0g 3.9g 5.9g
五斗納豆 2.0g 2.9g 4.9g

3種類の糸引き納豆の食物繊維量は表の通りです。加工の過程で皮を取り除くため、挽きわり納豆と五斗納豆の食物繊維量は、丸ごと大豆を使うタイプに比べると少なめ。食べる頻度が高いものなので、少しの違いが日々の積み重ねによって大きな違いになります。便秘解消や予防のために食物繊維を多く摂取したいときは、できるだけ丸大豆納豆を選ぶようにすると食物繊維の摂取量を増やせます。
また発酵食品は腸内環境を整える作用があるとされています。善玉菌をうまく働かせ、お腹の調子が整うことで便秘解消効果が期待できます。

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