あずきアイス
- 暑い夏におすすめの便秘解消スイーツ
食欲が落ちがちな夏でも、食物繊維を上手に摂れるヘルシースイーツ
梅雨も明け、いよいよ夏本番!
しかし、暑い夏は食欲も落ち、栄養も偏りがち。便秘解消に不可欠な食物繊維も不足しているのではありませんか?
そんな時は、ひんやりスイーツで無理なく食物繊維を摂りましょう!缶詰のゆで小豆を使っているので作り方は簡単。混ぜて凍らせるだけのお手軽便秘解消スイーツです。
基本の材料(2人分)
- 茹であずき(缶詰)
- 200g
- 牛乳
- 200cc
- 粉寒天
- 2g
- 黒砂糖
- 10g
- 白玉粉
- 50g
- 水
- 50cc
作り方
- 1.
- 鍋に牛乳を入れ、粉寒天を振り入れる。ゴムベラで混ぜながら火にかけ、沸騰したら弱火にして、混ぜながら1分ほど煮る。
- 2.
- あずき、黒砂糖を加えてよく混ぜ、火を止める。
- 3.
- 保存容器に入れ、粗熱を取る。冷凍庫で約3時間程度しっかりと凍らせる。
- 4.
- ボウルに白玉粉を入れ、数回に分けて水を加え、練る。
- 5.
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かす。別のボウルに氷水を用意しておく。4. を丸くまるめ、順に湯に落とす。浮き上がってきたら、さらに30秒ほど茹でて、氷水に入れる。
- 6.
- 凍った3. をフォークで表面から少しずつ削るように砕く。
- 7.
- グラスに盛り、5. の白玉を添えれば出来上がり!
(飾りにミントの葉などを加えてもOKです)
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
粉寒天の上手な調理法
最後にアイスをフォークで削りますが、粉寒天を加えていることで、氷のように固く凍らず、削りやすくなります。
ただし、粉寒天はやや溶けづらく、ダマになりやすいので調理には注意が必要!
牛乳で煮溶かす際は、必ず火にかける前に粉寒天を振り入れ、鍋底に粉寒天が沈んで焦げ付いてしまわないように、ゆっくりかき混ぜながら火を入れましょう。仕上がりが粉っぽくならないように、1分以上煮立てるのがポイント。その時もやはり、鍋底をゆっくりかき混ぜてくださいね。
あずきの缶詰の甘さは・・・?
あずきの缶詰は、メーカーにより甘さに違いがありますので、お好みで砂糖の量を調節して下さい。
基本的に、凍って冷たくなると甘さは薄れますから、温かい状態で味をみる際に少し甘すぎる程度でOK。アイスになった時、ちょうど良い甘さに仕上がりますよ。
今月のポイント&コラム
食物繊維豊富な寒天とあずき
最近は猛暑が続き、食欲が落ちている方も多いのではないでしょうか?そんな今の時期にはひんやりとした、のど越しの良いスイーツがおすすめです。
スイーツとは言え、寒天とあずきは便秘解消には最適の食材。寒天の成分の80%以上は食物繊維と、便秘の方には積極的に摂ってほしい食材の一つです。
あずきは栄養面でとても優れ、良質なタンパク質、ビタミンB1、B2、食物繊維が豊富に含まれています。特に食物繊維はごぼうの3倍、さつまいもの8倍とかなり多く、そのほとんどが不溶性食物繊維。腸内で水を吸って膨らみ、腸の活動を促進、便秘解消に役立つだけでなく、大腸がんの予防にも効果があるとされるヘルシーな食材です。
暑い時期には「冷凍」が強い味方
今回のレシピのように、食材を一工夫して凍らせることにより、ひんやりスイーツに変身します。他にもヨーグルトに好みの果物を加え、フローズンヨーグルトなどもおすすめ。暑さに負けて食べられなくなってしまうと、便のかさも減って便秘気味にもなりやすく、体力も落ちてしまいます。あまり多量に冷たいものを摂るのは良くありませんが、市販のものよりヘルシーなスイーツとして、今の時期に楽しんでみてはいかがでしょう?
また、冷凍することで、暑くてダメになってしまいそうな食材の賞味期限も延び、まさに一石二鳥です。食欲の落ちている時はスイーツで便秘解消&元気回復。冷たいものも上手に取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう!
同じカテゴリのその他のレシピ
赤ちゃん専用レシピ - 赤ちゃん便秘コム
赤ちゃん・幼児の便秘の原因や対策、赤ちゃん・幼児に使える便秘薬、便秘解消離乳食やマッサージ、ベビーサインなど、赤ちゃん・幼児の便秘を解消するために役立つ様々な情報を配信しています。