じゃがいものチーズガレット
- 皮ごと調理して豊富な食物繊維!
じゃがいものおいしい季節に楽しみたいガレット。じゃがいもの皮の周りには食物繊維が豊富。皮ごと使える新じゃがの季節に是非、お試しを。
基本の材料(2人分)
- 新じゃがいも
- 2~3個(150g)
- 粉チーズ
- 大さじ1
- 米粉
- 大さじ2
- 塩
- 少々
- サラダ油
- 大さじ1
作り方
- 1.
- 新じゃがいもは皮付きのまま千切りにする。
- 2.
- ボウルに1、粉チーズ、米粉、塩を入れて混ぜる。
- 3.
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、2を4等分にして、直径10cmの丸型で広げて焼く。
フライ返しで押し付けながら平らにする。
- 4.
- 両面に焼き色がつくまで焼く。
-
《監修》管理栄養士・米粉料理家
中村りえ
東京農業大学卒業後、大手食品メーカーにて商品開発、健康セミナーの企画や広報に携わり、独立。レシピ開発、コラム執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活躍中。家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。日本人の「米離れ」の深刻さについて学んだことから、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉料理家として活動を行う。キッズ食育Jr.トレーナー、米粉マイスターインストラクターの資格を保有。
レシピのポイント&コラム
ガレットはフランスが発祥の、じゃがいもがおいしい季節に楽しみたいシンプルな料理です。じゃがいものでんぷんに、米粉を合わせることでまとまりやすくなります。冷めてもモチモチとした食感が楽しめるガレットは、お弁当にも大活躍。
じゃがいもはビタミンC、カリウムなどの栄養素を含んでいます。じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、熱に強いのが特長です。じゃがいもを水にさらさないガレットは、ビタミンCを効率的に摂ることができます
ビタミンCとは美肌ビタミンとも呼ばれ、肌の水分調整に関係するコラーゲン生成に使われます。しみ・しわを防ぐ抗酸化作用があるので、美肌作りには欠かせない栄養素です。
じゃがいもには食物繊維が含まれ(特に皮の周りが豊富)、整腸作用が期待できます。発酵食品であるチーズを組み合わせてパワーアップさせましょう。
<参考文献>
厚生労働省「e-ヘルスネット|ビタミン」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
調理のポイント
新じゃがいもはみずみずしく、甘みがあって皮が薄いのが特長です。皮の近くにも栄養がたっぷり含まれているので、皮をむかずに丸ごと使いましょう!洗うときは強くこすると皮がむけてしまうので、優しく洗うようにしてください。
素材を活かしたシンプルなガレットのポイントは2つ。
じゃがいもを水にさらさないことと、じゃがいもの千切りはなるべく太さを均一にすることです。
じゃがいもを使った料理では水にさらすことが多いですが、ガレットの場合は水にさらすとまとまりにくくなります。じゃがいもに含まれるでんぷんが、のりの代わりとして働くのでまとまりやすくなり、モチモチとした食感にしてくれます。
じゃがいもの千切りは太さを同じにすることで食感がよく仕上がります。細く切るとよりくっつきやすくなります。
基本のガレットに、ベーコン、青のり、しらすなど塩気があるものを具材として加えて楽しむのもおすすめです。
<参考文献>
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版八訂」
JA「とれたて大百科|じゃがいも」
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=11
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