便秘解消レシピ

グルテンフリーのコーン入りナゲット

グルテンフリーのコーン入りナゲット
鶏むね肉でさっぱり!
しっとりしたナゲットの秘密はお豆腐。お豆腐を入れることで時間が経っても固くならず、やわらかく仕上がります。

基本の材料(2人分)

鶏むね肉
1枚(250g)
木綿豆腐
1/3丁(100g)
コーン
50g
パセリ
3g
 (A)米粉
大さじ3
 (A)マヨネーズ
大さじ2
 (A)しょうゆ
小さじ1
サラダ油
適量
ケチャップ
適宜

作り方

1.
鶏むね肉は1cm程度に粗く刻み、包丁でたたく。
鶏むね肉は包丁でたたく
木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、600wの電子レンジで2分加熱して水切りをする。
パセリはみじん切りにする。
木綿豆腐はキッチンペーパーで包む パセリはみじん切り
2.
ボウルに1、コーン、(A)を入れて混ぜ合わせる。
混ぜ合わせる
3.
フライパンに5mm程度サラダ油を入れて中火で熱し、2をスプーンで落として揚げ焼きにする。焼き色がついたら裏返して、火が通るまで揚げ焼きにする。
焼き色がついたら裏返して、火が通るまで揚げ焼き
4.
器に盛り、お好みでケチャップをつける。

《監修》管理栄養士・米粉料理家

中村りえ

東京農業大学卒業後、大手食品メーカーにて商品開発、健康セミナーの企画や広報に携わり、独立。レシピ開発、コラム執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活躍中。家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。日本人の「米離れ」の深刻さについて学んだことから、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉料理家として活動を行う。キッズ食育Jr.トレーナー、米粉マイスターインストラクターの資格を保有。

レシピのポイント&コラム

米粉を使って揚げ物をすると軽い食感に仕上がります。その理由は、米粉は小麦粉と比較すると油の吸収率が低いため。
鶏もも肉を揚げた時の、衣の油の吸収率は小麦粉38%、米粉21%と、米粉を使った方が油を吸う量が少なくヘルシーに仕上がります。
米粉に含まれるでんぷんの作用でもちっとした食感になり、水分を吸収しやすいため小麦粉よりもしっとりとします。
コーンは糖質が多いイメージがありますが、実はさつまいもよりも食物繊維が豊富に含まれています。100gあたりに含まれる食物繊維の量を比較してみると、コーン缶は3.4g、さつまいもは2.8gと、コーン缶のほうが多く食物繊維が含まれていることがわかります。
ナゲットにコーンをプラスすると彩りがよくなり、食物繊維も摂ることができるので、便秘の予防を助けます。コーンの優しい甘さが子どもたちにも人気の一品です。

<参考文献>

  • 「Oil Uptake Properties of Fried Batters from Rice Flour」F.Shin and K.Daigle (J.Agric. Food Chem.47(1999))
  • 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版八訂」
  • 調理のポイント

    揚げたてナゲットは手作りだからこそ楽しめるおいしさです。揚げ物が面倒になることもありますが、今回のナゲットは少なめの油で揚げ焼きをするため、ヘルシーかつ面倒な油の処理もせずに作ることができます。
    少ない油でおいしく揚げ焼きするコツは、ナゲットを入れたらいじらずキツネ色になるまで待つことです。途中でいじってしまうと崩れやすく、時間がかかるため、焼き色がつくまでじっくり焼いてください。
     
    鶏むね肉は、鶏もも肉よりも脂質が少なく、また、豆腐を入れることでパサつかずしっとりと仕上がります。
    鶏むね肉は粗みじん切りにしてから包丁でたたく事で、適度にお肉の食感が残りつつ豆腐とよく混ざり合い、満足感がアップします。よりスピーディーにお手軽に作りたい場合は、鶏ひき肉を使っても作る事ができます。

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