3種のきのこの冬サラダ
- 前回に続き、旬のきのこのレシピ第2弾
季節の美味しさを今回はサラダで
前回も登場したきのこですが、きのこには食物繊維、中でも腸内で水を吸って膨らみ、腸の活動を促進する不溶性食物繊維が豊富に含まれていて、便秘解消にはもってこい。
今回は前回と違うきのこを使ってサラダにアレンジ。
そこへさらに食物繊維が豊富なカリフラワーとさつまいもをプラスして、彩りも奇麗な冬のサラダの出来上がりです。
基本の材料(2人分)
- ぶなしめじ
- 1パック
- 舞茸
- 1パック
- エリンギ
- 1パック
- さつまいも
- 1本
- カリフラワー
- 1/2束
- にんにく
- 1片
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 白ワインビネガー
- 大さじ1
- 塩
- 適量
作り方
- 1.
- カリフラワーは房にわけ、さつまいもは厚さ1cm程度にスライスする。
- スライスした後、耐熱容器に入れ、カリフラワーは1、2分、さつまいもは4、5分電子レンジで加熱する。
※ 串をさしてスッと通るようになるのが目安。
- 2.
- ぶなしめじ、舞茸は株付け根を切り、適当な大きさに分ける。エリンギは一口大に乱切りにする。
- 3.
- フライパンにオリーブオイルを入れ、皮をむき、潰したにんにくを入れ弱火にかける。
- 4.
- にんにくの香りがしてきたら中火にし、エリンギを入れる。オイルと絡むように軽く混ぜ、ぶなしめじ、舞茸を加え、塩を適量加えて炒める。
- 5.
- 全体にしんなりして来た所で白ワインビネガーを加え、火を止める。
- 6.
- ボウルに移し、さつまいも、カリフラワーを加えて軽く混ぜ、粗熱をとれば出来上がり!
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
きのこの旨み成分を上手に活用
今回使用したきのこは、ぶなしめじ、舞茸、エリンギ。いずれも食物繊維が多いのはもちろん、旨味成分も多く含まれており、さっと炒めるだけで、しっかり味のベースになります。シンプルな調理法で、きのこ本来の旨みを味わってみて下さい。
また、炒める時、きのこから出て来た水分を完全に飛ばしてしまわないように注意して!
この水分にきのこの旨味が含まれているので、言わばドレッシングがわり。さつまいも、カリフラワーにしっかり絡める為にも、多少の水分は残して火を止めましょう。
一晩寝かせて美味しさUP!
作ってすぐ食べても良いけれど、私は一晩くらい冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。きのこ類から出た旨みがカリフラワーやさつまいもに移り、全体の味がなじみます。冷蔵庫で2、3日は保存可能ですので常備菜としても活用できます。
今月のポイント&コラム
少しの工夫で野菜の栄養価が変わります!
カリフラワー、さつまいもは、茹でるよりは電子レンジ、もしくは蒸し器を使って加熱するのがおすすめです。
カリフラワー、さつまいもに含まれるビタミンCは水に溶けてしまう性質があるため、茹でることによりビタミンCが水に流れ出てしまいます。
少しの工夫で野菜の栄養価がアップするので、ちょっと気をつけてみて!
きのこの楽しみ方
グリーンサラダの上にきのこをのせるのも良いですが、今回はきのこ本来の味わいが楽しめるサラダにしてみました。
イタリアではきのこをフンギ(Funghi)と言い、とてもメジャーな食材です。調理方法は様々ですが、リゾットやパスタに入れるだけでなく、オーブンで焼いたり、今回のようにオリーブオイルでさっと炒めたりといったシンプルな調理法もあります。前回と今回で、5種類の違うきのこを使ってみました。不溶性食物繊維が豊富なきのこが美味しいこの季節、是非様々なバリエーションで楽しんでみて下さいね!
カリフラワー、エリンギは小さめにカットし、舞茸、ブナしめじは株を切る際に大きく切ってバラバラにします。
さつまいもの上にのせ、ハーブを飾ればおもてなしの一品に。
さつまいもを手でつまんで食べられるので、ホームパーティーの前菜やワインを飲む時のおつまみにいいですよ。
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