便秘解消レシピ

イチゴとヨーグルトのロールケーキ

イチゴとヨーグルトのロールケーキ
春先におすすめの便秘解消スイーツ
今回は今が旬のイチゴを使ったロールケーキをご紹介。
材料を量ったり、作る前にあれこれ準備したりと面倒な印象があるお菓子作りですが、ロールケーキは材料も少なく、短時間で焼き上がり、比較的作りやすいスイーツです。見た目もかわいいので、お土産やおもてなしメニューとしても大活躍します!

今回は、生クリームの代わりに水を切ったヨーグルトを使用しています。甘酸っぱいイチゴとヨーグルトのさっぱりしたロールケーキで、一足早い春気分はいかがでしょう?

基本の材料(長さ18cm1本分)

ヨーグルト
1パック(400g)
イチゴ
10個
玉子
2個
グラニュー糖
大さじ5
薄力粉
50g
無塩バター
12g

作り方

1.
ペーパーフィルターや水切りネットをザルなどの上に置き、ヨーグルトを入れる。
冷蔵庫で4時間~一晩置き、水気を切る。
ペーパーフィルターや水切りネットをザルなどの上に置き、ヨーグルトを入れる。 冷蔵庫で4時間~一晩置き、水気を切る。
2.
スポンジケーキを焼く。
天板(今回は18×27cmのバットを使用)にクッキングシートを敷き、オーブンは180度に予熱しておく。
薄力粉をザルなどで振るい、バターは湯煎、もしくは電子レンジで溶かしておく。
スポンジケーキを焼く。 天板(今回は18×27cmのバットを使用)にクッキングシートを敷き、オーブンは180度に予熱しておく。 薄力粉をザルなどで振るい、バターは湯煎、もしくは電子レンジで溶かしておく。
3.
ボウルに玉子を割り入れ、グラニュー糖大さじ3を加え、ハンドミキサーで一気に泡立てる。

しっかり泡立ったら、薄力粉を2、3回に分けて加え、泡立て器を使い、泡をつぶさないように静かに混ぜる。
ボウルに玉子を割り入れ、グラニュー糖大さじ3を加え、ハンドミキサーで一気に泡立てる。  しっかり泡立ったら、薄力粉を2、3回に分けて加え、泡立て器を使い、泡をつぶさないように静かに混ぜる。
4.
2.のバターを加えてさらに混ぜ、天板に流し入れる。表面を平らになるようにならし、180度で8~10分ほど焼く。

焼き上がったら天板から外し、網などの上に置き、冷ます。
2.のバターを加えてさらに混ぜ、天板に流し入れる。表面を平らになるようにならし、180度で8~10分ほど焼く。  焼き上がったら天板から外し、網などの上に置き、冷ます。
5.
1.のヨーグルトに残りのグラニュー糖を加え、よく混ぜる。イチゴは1cm程度にカットする。
1.のヨーグルトに残りのグラニュー糖を加え、よく混ぜる。イチゴは1cm程度にカットする。
6.
巻きやすいようにスポンジケーキのクッキングシートをはずしておく。

焼き色が着いている面に5.のクリームを塗り、イチゴを置く。
巻きやすいようにスポンジケーキのクッキングシートをはずしておく。  焼き色が着いている面に5.のクリームを塗り、イチゴを置く。
7.
外したクッキングシートごと手前からくるくる巻いていき、巻き終わりを下にして形を整える。
外したクッキングシートごと手前からくるくる巻いていき、巻き終わりを下にして形を整える。
8.
冷蔵庫で1~2時間置けば出来上がり!
冷蔵庫で1~2時間置けば出来上がり!

《監修》フードスタイリスト

吉田美生(よしだ みお)

1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。

有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)

調理のポイント

スポンジケーキを上手に焼くコツ

スポンジケーキを上手に焼くコツ

スポンジケーキをふんわり焼き上げるためには、まずは泡立て!

できればハンドミキサーを使い、高速で一気に泡立てましょう。全体がもったりとし、生地を上から落としてもすぐに馴染まず、跡が残るくらいにしっかり泡立ったら、ハンドミキサーを低速にして全体を1分弱泡立てます。

こうすることで、気泡の大きさが均一になり、粉やバターを加えても潰れにくいしっかりとした泡立ちになります。

また、バターを加える際は、温めたバターに少量の生地を加え、泡立て器でバターと生地をしっかり混ぜてから残りの生地に加えるようにしましょう。そのままバターを加えると、どうしても混ざりにくく、無理に混ぜようとすると、ふんわり泡立った生地を潰してしまいます。

ロールケーキをきれいに巻くには

クリームを塗る際、端まできちんと塗る必要はありません。巻き始めと巻き終わりにクリームが多いと、はみ出る原因になります。端にはほとんど塗らないような感覚で、その代わりに中央の部分はなるべく均等にクリームを塗るようにしましょう。

巻く時は、巻き始めはしっかりと、あとはクッキングシートを巻きすのように使い、ふんわりと巻き込むようにしましょう。力を入れて無理に巻こうとすると、スポンジが折れ曲がってしまうので注意して!

巻き終わりを下にして冷蔵庫にしばらく置くことで、スポンジがクリームと馴染み、形も落ち着きますので、無理に巻こうとしなくてもきれいなロールに仕上がります。

今月のポイント&コラム

春の果物といえばやっぱりイチゴ

イチゴにはビタミンCが豊富。代表的な食物繊維のペクチンも含まれています。ペクチンには腸内の乳酸菌を増やし、有害物質の排泄を促す効果が認められており、便秘解消に役立つとされています。

またビタミンCの他、フラボノイド、アントシアニンなどの有効成分も含まれていますので、抗酸化作用が高く、風邪の予防、美肌効果なども期待できます。

ヨーグルトとの相乗効果

牛乳に乳酸菌を加え、発酵させたヨーグルト。善玉菌の代表とも言える乳酸菌には、ビフィズス菌を増やして腸内環境を整え、悪玉菌の繁殖を抑えて腸の免疫力を高める働きがあるので、便秘の改善に効果があります。

今回のレシピでは、ヨーグルトをスポンジで巻きやすいクリーム状にするため、水を切って使用しました。水を切る際に出てきた水分は、乳精といってタンパク質、ミネラルなどが含まれていますので、捨ててしまうのはもったいない。ジュースや牛乳などに混ぜて飲んでみてはいかがでしょう?

通常、ロールケーキは生クリームを泡立ててクリームにしますが、今回使ったのはヨーグルトのみ。生クリームを泡立てる手間も省け、便秘解消にも効果的と、まさに一石二鳥。また、ヘルシーに仕上げるため、クリームに加えたグラニュー糖はやや少なめです。お子さんが召し上がる場合やイチゴがあまり甘くない時は、少しグラニュー糖を増やしても良いでしょう。グラニュー糖の代わりにイチゴジャムを加えてもOK。ほんのりピンク色のより春らしいロールケーキに仕上がります。

暖かくなるまでもう少し!これからイチゴも安くなってくるので、是非トライしてみて下さいね。

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