根菜たっぷりローストチキン
- クリスマスの定番料理をヘルシーにアレンジ
メリークリスマス!今月は便秘解消レシピもクリスマスメニュー
もうすぐクリスマス!今年はクリスマスをご家族と自宅で過ごす方も多いと聞きます。でもそれがクリスマス本来の過ごし方ですね。そこで今回は、そんな家族団らんでの食卓を華やかに彩る一品を、便秘解消レシピでご紹介します。
クリスマス料理の定番、ローストチキンを油分少なめに調理し、さらに鶏を焼く時に同時にできる根菜類の付け合わせで、クリスマスディナーもぐっとヘルシーに!是非挑戦してみて下さいね!
基本の材料(2人分)
- 骨つき鶏モモ肉
- 2本
- オリーブオイル
- 大さじ2
- ニンニク
- 2片
- ローズマリー
- 2本
- ジャガイモ、さつまいも、ニンジン、レンコン、ごぼう、カブ
- 適量
- 白ワイン
- 50cc
- 生クリーム
- 大さじ2
- 粒マスタード
- 小さじ2
- ハチミツ
- 小さじ1
- 塩
- 適量
作り方
- 1.
- 鶏モモ肉は余分な脂肪を取り除き、両面にしっかり塩を振る。オーブンは200度に予熱しておく。
- 2.
- フライパンにオリーブオイル大さじ1、ニンニク、ローズマリーを入れ、火にかける。フライパンが温まったら鶏肉を皮目から焼く。皮目にしっかり焼き色が付いたらひっくり返し、裏面を軽く焼いたところで火を止める。
- 3.
- レンコン、ごぼうは皮をむき、それ以外は表面をよく洗う。全ての野菜を一口大にカットする。
- 4.
- ボウルに野菜を入れ、オリーブオイル大さじ1と塩を加えて混ぜる。アルミホイルの中央に野菜が重ならないように置き、アルミホイルで包む。
- 5.
- 天板に2.の鶏肉とアルミホイルで包んだ4.の野菜を置き、200度で15〜20分焼く。
- 6.
- ソースを作る。
鶏肉を焼いた後、フライパンに残った余分な油をキッチンペーパーで取り除き、白ワインを入れ、再び火にかける。粒マスタード、パチミツを加えてよく混ぜ、生クリームを入れ、火から下ろす。
- 7.
- 鶏肉と野菜を盛り付け、ソースを添えれば出来上がり!
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
お肉の加熱にはやはりオーブンが最適
オーブンを使うのはちょっと面倒臭くて、日頃あまり使わないという方も多いのではないでしょうか?でも、やはりお肉をふんわり焼き上げるには、オーブンを使うのが一番です。
火に当たっている所だけから火が入るフライパン加熱に比べ、オーブンで加熱すると、全ての方向から熱が入って行くため、肉の中央部分まで均等に焼くことができます。
フライパンで焼く時にありがちな、表面は焦げているのに中はまだ生だったといった失敗や、どうしてもパサパサになってしまうということもなく、誰でも簡単にお肉を焼くことができますので、料理初心者にはむしろおすすめの調理器具なんです。
また、鶏を焼いているのと同時に付け合わせが作れたら便利ですよね!今回はアルミホイルに包んだ野菜を鶏と一緒に焼いています。こういう調理ができるのもオーブンの利点ですよ。
野菜の選び方、切り方に一工夫
野菜は全て根菜類を選びます。土の中で育つ根菜は、異なる種類のものを一緒に加熱しても、土の上で育つ野菜に比べ、焼き加減にそれほど差が出ないという特徴があります。ただし、芋類だけは中まで火が通るのに時間がかかるため、他の野菜より小さめ(薄めに)カットするようにしましょう。
今回チョイスした野菜は、根菜類の中でも扱いやすく、簡単に手に入るものばかり。もちろんこれら全てを揃える必要はありません。冷蔵庫に残っている野菜を上手に使って、組み合わせるのもおすすめです。
また、今回のようにアルミホイルで包んで蒸し焼きにすると、直接火が当たらず、焦げずにふっくらと焼き上げることができます。鶏肉が小さい場合は、鶏が焼き上がるまでに野菜が焼けないことがありますので、その場合は、鶏肉をオーブンから取り出した後、野菜だけ再度加熱しましょう。その間、鶏肉はアルミホイルに包み温かい所に置いておけば、冷めることなく、焼き上がった野菜と一緒に美味しく召し上がれます。
今月のポイント&コラム
ごぼうの栄養素
根菜類にはいずれも食物繊維が豊富です。中でもごぼうには水溶性、不溶性の食物繊維が多く含まれています。便秘の解消には食物繊維を多く摂ることが必要ですが、野菜に含まれる食物繊維の多くが不溶性のため、なかなか両方の食物繊維をバランス良く摂取することができません。しかし、ごぼうには両方の食物繊維が含まれているため、便秘の改善にはとても効果的な食材です。
根菜類は優良食材
その他の根菜類も、総じて食物繊維が豊富です。また、さつまいもにはビタミンCやE、ニンジンにはベータカロテンといったビタミン類も多く含まれています。根菜類に含まれるビタミンCは、主成分であるでんぷん質に守られているため、加熱による損失が少なく、また、今回はアルミホイルに包み蒸し焼きにしているので、栄養成分が他に流れ出てしまうこともなく、有効に摂取できます。
忘年会などで外食が続き、とかく栄養が偏りがちになるこの頃。体調管理のためにも、不足しがちな野菜をきちんと食べて、食物繊維をしっかりと摂取するよう心掛けましょう。便秘知らずで元気に年末、年始をお過ごし下さい!
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