便秘解消レシピ

さつまいもとココアのパンケーキ

さつまいもとココアのパンケーキ
食物繊維たっぷりな大人のパンケーキ
今回は最近話題のパンケーキを便秘解消レシピにアレンジ!黒っぽい生地に生クリームとイチゴのアクセントが冬らしい、大人のパンケーキです。クリスマスにもおすすめ!

基本の材料(4枚2人分)

さつまいも
中くらいのもの1本(約250g)
玉子
2個
牛乳
130cc
グラニュー糖
大さじ1~2
薄力粉
60g
ココアパウダー
15g
ベーキングパウダー
小さじ1
バター
適量
生クリーム
適量
イチゴ
適量

作り方

1.
さつまいもをラップで包み、約3分ほどレンジで加熱する。竹串などを挿し、中央まで柔らかくなっていたら皮をむき、フォークなどでつぶす。
さつまいもをラップで包み、約3分ほどレンジで加熱する。竹串などを挿し、中央まで柔らかくなっていたら皮をむき、フォークなどでつぶす。 さつまいもをラップで包み、約3分ほどレンジで加熱する。竹串などを挿し、中央まで柔らかくなっていたら皮をむき、フォークなどでつぶす。
2.
ボウルに玉子を割り入れる。牛乳、グラニュー糖を加え、泡立て器でよく混ぜる。
ボウルに玉子を割り入れる。牛乳、グラニュー糖を加え、泡立て器でよく混ぜる。
3.
1.のさつまいもを加え、さらに混ぜる。ふるった薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを加えて混ぜる。
1.のさつまいもを加え、さらに混ぜる。ふるった薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを加えて混ぜる。
4.
フライパンにバターを入れ、弱火にかける。3.を流し入れ、両面を焼く。
フライパンにバターを入れ、弱火にかける。3.を流し入れ、両面を焼く。 フライパンにバターを入れ、弱火にかける。3.を流し入れ、両面を焼く。
5.
皿に盛り、泡立てた生クリーム、イチゴを添えれば出来上がり!
皿に盛り、泡立てた生クリーム、イチゴを添えれば出来上がり!

《監修》フードスタイリスト

吉田美生(よしだ みお)

1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。

有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)

調理のポイント

ダマにならない混ぜ方

ダマにならない混ぜ方

今回は市販のパンケーキミックスを使用せず、薄力粉でパンケーキを作っています。実は材料さえ揃えれば、難しいことは特にありません。

ただし、パンケーキミックスに比べ、薄力粉を使ってパンケーキを作る際に気をつけたいポイントが1つあります。

先にボウルに玉子や牛乳などを割り入れ、そこに粉類を加えること。粉をボウルに入れ、その後牛乳や玉子を加えると、混ぜた際に均一に混ざりにくく、生地がダマになってしまうことがあります。

最初に玉子や牛乳などの液体をボウルに入れ、そこに粉類を加えると、比較的ダマになりにくく、きれいに混ざります。それでもダマになってしまうという場合は、粉を少しづつ加え、その都度よく混ぜる、もしくは、加える前の粉をザルなどで一度ふるいましょう。そうすれば、ダマにならず、滑らかな生地となりますよ!

今月のポイント&コラム

食物繊維たっぷりのスイーツで年末年始を

今回、パンケーキに加えたさつまいもには食物繊維が豊富に含まれています。
さつまいもに含まれる食物繊維は、主に不溶性食物繊維のセルロースで、腸内で水分を吸収して膨らみ、便の量を増やして排出しやすくします。また、便の量が増えることで腸が刺激されるので、便意も起こりやすくなります。

さつまいもを切った時に出る白い液体はヤラピンといい、胃の粘膜を保護したり、腸のぜん動運動を促進し、便を柔らかくしてくれる作用があります。食物繊維のセルロースとヤラピンの相乗効果で、スムーズな排便を促すため、さつまいもは便秘の解消には大変効果的な食材です。

さらに、さつまいもにはビタミンCも豊富に含まれています。一般的にビタミンCは熱に弱いと言われますが、さつまいもに含まれるビタミンCは、同じくさつまいもに多く含まれるでんぷん質によって保護されているため、熱に強く、加熱しても壊れにくい特徴があります。

ビタミンCは肌にも欠かせない栄養素。寒さが一段と厳しく、乾燥も気になる今の時期には、便秘の解消だけでなく、きれいな肌のためにも是非積極的に摂って頂きたい食材ですね。

パンケーキに加えたココアパウダーも、便秘解消の効果があります。ココアの成分の半分近くが食物繊維で、そのほとんどは不溶性食物繊維のリグニンです。このリグニンには腸内で善玉菌を増やす働きがあり、増えた善玉菌が腸内環境を整え、便秘の予防、解消につながります。

また、ココアにはその名もカカオポリフェノールというポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは抗酸化力が高く、活性酵素の抑制や生活習慣病の予防等にも効果があると言われます。

これからますます寒くなってくる今の時期。美味しいスイーツで、健康管理、便秘の解消も心掛け、良い年末年始をお過ごし下さい。

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