根菜とゆずのピクルス
- 簡単に作れて保存もできる
今回は寒い季節に美味しい根菜とゆずを使ったピクルスをご紹介します!簡単に作れて作り置きも可能。なにかと忙しい時の食物繊維補給や、栄養バランスを整えるのにうってつけのお手軽レシピです。
基本の材料(直径10cm×高さ20cmの保存瓶1個分)
- レンコン
- 1本
- にんじん
- 1本
- 大根
- 1/4本
- ゆず
- 1個
- 水
- 300cc
- 昆布
- 1枚(5cm程度)
- 米酢
- 大さじ2
- 塩
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- 乾燥イチジク(お好みで)
- 3個
作り方
- 1.
- ゆずの皮を薄く剥き、千切りにする。
- 2.
- レンコン、大根、にんじんは、皮を剥いて一口大に切る。
- 3.
- 鍋にゆずの果汁、水、米酢、塩、砂糖、昆布、イチジクを入れ、火にかける。一煮立ちしたらレンコンを加え、1分ほど煮る。
- 4.
- 火を止め、にんじん、大根、ゆずの皮を加え、軽く混ぜてそのまま冷やす。粗熱がとれたら保存瓶などに入れて出来上がり!
- 粗熱が取れたら召し上がって構いませんが、一晩寝かせるとより味が浸みて美味しくなります。冷蔵庫で1~2週間程度、保存できます。
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
イチジクの自然な甘みを
今回、ピクルス液にはイチジクを加えています。イチジクを加えることで、使う砂糖の量が減り、柔らかい甘さと風味がプラスされるのでおすすめ!
イチジクを加えない場合は、お砂糖をもう少し増やしても良いでしょう。酸味や甘みのバランスなどはお好みでアレンジして下さいね。
大根とにんじんは加熱しないように
ピクルスの液を一煮立ちさせた後、レンコンだけは1分程度煮ます。レンコンは生食できないため、ここで火を通しておく必要があります。
大根、にんじんは生食が可能ですから、ピクルス液で煮る必要はありません。煮ていないため、加熱による栄養素の損失もなく、野菜の食感もそのまま残ります。
今月のポイント&コラム
食物繊維豊富な食材だけで作るピクルス
今回のレシピに使用した食材は、どれも食物繊維とビタミン、ミネラルなどの栄養素がたっぷり。
レンコンには不溶性食物繊維が豊富に含まれ、寒い時期の風邪予防にも効果的なビタミンCを多く含みます。レンコンにはデンプンが多く含まれているので、加熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴です。
同じ根菜の大根も、水溶性と不溶性、両方の食物繊維を含んでおり、便秘解消に効果的。また、大根に含まれるジアスターゼという酵素には、消化促進の効果があります。
香りと甘み付けに使ったゆずとイチジクは、水溶性食物繊維のペクチンを豊富に含みます。ゆずもまたビタミンCを多く含んでおり、特に皮の部分には果汁の4倍近いビタミンCが含まれているので、今回のレシピでは皮の部分を使用しました。イチジクは、生のものより乾燥イチジクの方が、食物繊維を5倍近く多く含みます。
首都圏でも雪が降り、寒さが本格化して体調も壊しやすい時期。今回のレシピはとてもヘルシーな上に保存もでき、気軽に食べられますから、冬の食卓にはおすすめの一品です。便秘解消と健康管理のために、是非お試し下さい。
同じカテゴリのその他のレシピ
赤ちゃん専用レシピ - 赤ちゃん便秘コム
赤ちゃん・幼児の便秘の原因や対策、赤ちゃん・幼児に使える便秘薬、便秘解消離乳食やマッサージ、ベビーサインなど、赤ちゃん・幼児の便秘を解消するために役立つ様々な情報を配信しています。