セロリとヨーグルトの冷たいスープ
- 夏の暑い時期におすすめ!喉越しの良いスープ
暑い日が続き、夏バテですっかり食欲が落ちている方も多いのではないでしょうか?今回はそんな時でも美味しく食べられる、冷たいスープをご紹介。暑い時期の食欲アップに効果的な香りの強い野菜、セロリを使った喉越しの良いスープです。是非一度お試しを!
基本の材料(2人分)
- セロリ
- 1本
- 玉ねぎ
- 1/2個
- ジャガイモ
- 1/2個
- ツナ(缶詰)
- 大さじ1
- 水
- 400cc
- ヨーグルト
- 大さじ6
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 塩
- 適量
- パセリ
- お好みで(飾り用)
作り方
- 1.
- セロリ、玉ねぎ、ジャガイモをスライスする。
- 2.
- 鍋に、オリーブオイル、玉ねぎを入れ、火にかける。玉ねぎがしんなりしてきたら、セロリ、ジャガイモ、ツナを加えてさらに炒める。
- 3.
- 水を加えて強火にし、沸騰したら弱火にして煮る。ジャガイモが柔らかくなったらミキサーにかけ、ボウルに移す。
- 4.
- 別のボウルに氷水を入れて重ね、スープを冷やす。
- 5.
- 完全に冷えたらヨーグルトを加え、塩で味を整えれば出来上がり!
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
暑い時期におすすめのスープ
今回はセロリを丸ごと1本使い、夏の暑い時期でも食べやすいスープにしました。セロリの葉は多少固いため、細かく刻んで調理します。セロリの茎の部分には筋がありますが、今回はスライスし、柔らかく煮ているため、それほど気にする必要はありません。どうしても筋を取ってから調理したいという場合は、根元から筋に沿って包丁を入れ、そのまま上に引っ張れば、筋だけを簡単に取り除くことができます。
セロリの葉も茎も薄くスライスして煮ることで、短時間で柔らかくなり、しっかりミキサーにかければ、口当たりの良いスープに仕上がります。
ヨーグルトは仕上げに
ヨーグルトは、含まれる乳酸菌が腸内の善玉菌に働き、腸内環境を整えてくれる便秘解消の優良食材。ただし、この乳酸菌は熱に弱く、加熱することでその整腸効果が減少すると言われています。そのため、ヨーグルトはスープが冷めてから、仕上げに加えましょう。
今回はヨーグルトを加えましたが、牛乳や豆乳を加えてもOK。好みに応じて色々アレンジしてみて下さいね!
今月のポイント&コラム
セロリの葉で食欲アップ
セロリの葉は、茎の部分より緑が濃い分、Bカロテンや香り成分が豊富に含まれています。セロリのあの独特の香りは、アピインやセダノリッド、セネリン等で、神経系統に働いてイライラを抑えたり、頭痛の解消に効果があるとされ、中国では漢方として沈静に用いられてきました。また、古代ローマでは、整腸剤や強壮剤として使われていたとも言われます。胃液の分泌を促進し、食欲を高める効果があるので、夏バテ気味で食欲がない今の時期には是非食べてほしい食材です。
スーパーや八百屋さんでセロリを入手する際は、葉がみずみずしくて香りが強いもの、茎が長くて太く、筋がくっきりと見えるものを選びましょう。
セロリにはビタミンC、B群の他、カリウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維の中でも、他の野菜に比べて水溶性食物繊維の割合が比較的多く、不溶性、水溶性の両食物繊維をバランス良く摂れることから、便秘解消には大変効果的な野菜と言えるでしょう。また、最後に加えたヨーグルトには乳酸菌が豊富。まさに、食欲のない時にはもってこいの便秘解消スープですね。
冷蔵庫に入れておけば2、3日は保存可能ですので、夜ちょっとお腹が空いた時や忙しい朝などにもおすすめ!上手に食べて、便秘解消と夏バテ防止を心掛けましょう。
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