もち麦と手羽元で簡単参鶏湯

冬のレシピスープ・煮込み料理穀物

: もち麦と手羽元で簡単参鶏湯
もち米の代わりに食物繊維の多いもち麦をたっぷり入れた参鶏湯。丸鶏を使わずに手羽元を使うのでお手軽に作ることが出来ます。材料を鍋で煮込むだけで、味わい深いスープの完成です。

基本の材料（2人分）

手羽元 4本 長ねぎ 1/2本 にんにく １片 （A）もち麦 40g （A）むき甘栗 4個 （A）しょうが 薄切り4枚 （A）酒 大さじ１ （A）水 400ml ごま油 小さじ2 塩・こしょう 少々 クコの実 お好みで

作り方

1. 手羽元は骨に沿って身に切り込みを入れ、ざるにのせ、熱湯をまわしかけて臭みを取る。にんにくは芽を取り除き、薄切りにする。長ねぎは斜め薄切りにする。

2. 鍋に１、Aを入れ火にかけ、煮立ったらアクを取る。

3. スープにとろみがつき、鶏の旨味が出てくるまで弱火で20分以上煮込む。

4. 塩、こしょうで味をととのえ、火を消し、ごま油、お好みで水戻ししたクコの実をちらす。

《監修》管理栄養士、菓子・料理研究家

Shie

大学卒業後、大手食品メーカーに研究員として16年在籍。サラダ・惣菜・調味料等の商品開発、商品価値を活かしたレシピ開発等に従事。ワインエキスパート、離乳食アドバイザー等、その他多くの資格を保持し、料理・菓子分野において専門知識に裏づけされた技術を磨く。現在はレシピや商品開発、開発コンサル、コラム執筆、セミナー講師、フードコーディネート等に加え、東京港区にて理論を伝える料理・菓子教室の主宰、オーダーメイドスイーツの受注販売等も行う。

レシピのポイント&コラム

・鶏肉は食べやすいよう、骨と肉との間に包丁で切り込みを入れ、肉離れを良くしてています。
・鶏がらスープの素等は使用せず、鶏肉からの出汁で十分美味しいスープになります。そのためには煮込み時間が重要です。20分以上はじっくり加熱し、鶏からの旨味を抽出しましょう。
・煮込んでから時間が経つと水分が蒸発するとともに、もち麦がスープを吸って膨れ、スープの液量が少なくなります。途中で加水して調整して下さい。

栄養コメント

・ぷちぷち、もちもちした食感が美味しいもち麦は、食物繊維が豊富。玄米や白米よりもはるかに多く含まれています。
・もち麦に含まれるβグルカンという食物繊維は、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えたり、糖質の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを吸着して体外に排出するなどの効果が報告されています。

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