和風クラムチャウダー
- 栄養豊富なスープを和風テイストで
少しずつ寒くなり、スープの美味しい季節になってきましたね。そこで、今回はクラムチャウダーとお味噌汁をミックスしたようなあったかスープをご紹介。栄養価も高いスープで体を温め、便秘知らずで元気に秋を満喫しましょう。
基本の材料(2人分)
- オリーブオイル
- 大さじ1
- 長ねぎ
- 1本
- にんじん
- 小1本
- ジャガイモ
- 小1個
- ごぼう
- 小1本
- アサリ
- 150g
- 水
- 400cc
- 豆乳
- 200cc
- 味噌
- 大さじ2
- 昆布
- 5cm程度
- 塩
- 適量
作り方
- 1.
- 長ねぎを1cm程度、にんじんを1cm角にカットする。
- 2.
- ジャガイモ、ごぼうを1cm角にカットする。
- 3.
- 鍋にオリーブオイルを入れて1.と炒め、しんなりしてきたら2.を加え、さらに炒める。
- 4.
- 薄力粉を加えてさらに炒め、アサリを加える。
- 5.
- 水を加えて昆布を入れ、具材が柔らかくなるまで煮る。
- 6.
- 噌を溶かし、塩で味を整える。豆乳を加えて、一煮立ちしたら出来上がり!
(食べやすいように、アサリを殻から外す)
-
《監修》フードスタイリスト
吉田美生(よしだ みお)
1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。
有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)
調理のポイント
アサリの上手な活用法
生のアサリは購入後、塩水で洗い、一晩塩水に漬けておけば砂抜きができます。最近は砂抜き済みのアサリも手に入るようになりましたが、その場合でも軽く洗い、1時間程度は塩水に着けておくのがおすすめです。
アサリ等の貝類は、冷凍保存ができます。砂抜きした後に水を切り、保存袋などに入れて冷凍しておけば、食べる際にすぐ使用できるので大変便利!
殻付きのアサリ以外では、むき身のアサリなどもスーパーで手軽に手に入ります。多少割高にはなりますが、砂抜きの手間が省けて食べやすく、こちらも便利です。もちろん、今回のレシピでむき身のアサリを使用しても美味しく仕上がります。
蒸しアサリ、茹でアサリ等、加熱処理してあるアサリもありますが、それらを使用する際は注意が必要です。生のものと違い、すでに加熱されているため、調理する際にダシがあまり出ません。それらを使用する際は、ダシを別に加える工夫(今回のレシピでは昆布を多目に加えます)をしましょう。市販のブイヨンやだし汁を加えるのもOK。使うアサリによって、色々とお試し下さい。
今月のポイント&コラム
栄養たっぷりのスープを和風テイストで
今回は洋風のクラムチャウダーを和風にアレンジしてご紹介しました。昆布のダシと味噌の味付けで、幅広い年齢層の方に気に入って頂ける味に仕上げています。
このクラムチャウダーは、栄養面でもおすすめの一品。食物繊維を多く含む野菜の代表格であるごぼうに加え、同じくにんじんにも食物繊維が豊富に含まれています。
そして味付けに使った味噌には、アミノ酸やビタミン類がたっぷり。ビタミンB群、ビタミンE、Kの他、カリウムやカルシウムといったミネラルも豊富で、さらに不溶性食物繊維を多く含みますから、今回のレシピのように根菜類と一緒に摂れば、便秘の解消に大変効果的です。
アサリは昔から貧血の予防にも良いと言われてきましたが、これは血液を作るのに大切な成分であるビタミンB12と鉄分を豊富に含むため。特にビタミンB12の含有量は貝類の中でトップクラスで、大変栄養価の高い食材です。
そろそろ朝晩が寒い時期になってきました。そんな時は栄養豊富な温かいスープで、しっかりと便秘解消と体調管理を心掛けて下さいね!
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