オートミールの納豆キムチチャーハン
- レンジでお気軽メニュー!
食物繊維が豊富なオートミールをお米代わりに使ったチャーハン。キムチと納豆の発酵食品を組み合わせたお腹スッキリレシピです。
基本の材料(2人分)
- オートミール
- 30g
- 水
- 50ml
- 納豆
- 1パック
- 卵
- 1個
- キムチ
- 50g
- 小ねぎ
- 1本
- (A)納豆のたれ
- 1袋
- (A)こしょう
- 少々
- 刻み海苔
- 適宜
※オートミールはロールドオーツを使うと、よりごはんらしい見た目になります。
作り方
- 1.
- 小ねぎは小口切りにする。
- 2.
- 耐熱容器にオートミール、水を入れ、ラップをせずに600wの電子レンジで1分加熱する。
- 3.
- 取り出してよく混ぜて、納豆、卵、キムチ、小ネギ、(A)を加えてよく混ぜる。
- 4.
- ラップをせず、600wの電子レンジで1分加熱して取り出してよく混ぜる。
- さらに600wの電子レンジで1分加熱して混ぜる。
- 5.
- 器に盛り付け、刻み海苔をのせる。
-
《監修》管理栄養士・米粉料理家
中村りえ
東京農業大学卒業後、大手食品メーカーにて商品開発、健康セミナーの企画や広報に携わり、独立。レシピ開発、コラム執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活躍中。家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。日本人の「米離れ」の深刻さについて学んだことから、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉料理家として活動を行う。キッズ食育Jr.トレーナー、米粉マイスターインストラクターの資格を保有。
レシピのポイント&コラム
納豆は室町時代から作られていて、日本人になじみ深い発酵食品です。食物繊維豊富でオリゴ糖を含む大豆を発酵させた納豆は、腸の活性化によい食品のひとつです。
納豆菌によって発酵された納豆は、大豆にはない成分“ナットウキナーゼ”が生成されます。“ナットウキナーゼ”は血液をサラサラにする働きがあります。そして、大豆よりもエネルギー代謝に関係するビタミンB2が豊富。ビタミンB2は脂質や糖質の代謝に関係する栄養素で、疲労回復や肌の健康維持に役立ちます。
納豆やキムチなどの発酵食品は生きた善玉菌として、腸内環境を整える働きがあります。「発酵食品は加熱してよいの?」と疑問を持たれるかもしれませんが、加熱しても腸内の善玉菌のエサとして使われるので、腸に良い働きをすることは変わりません。
<参考文献>
- 農林水産省「農林水産技術会議」あなたの疑問に答えます(ゲノム編集食品の価値ってなんですか?)
https://www.affrc.maff.go.jp/docs/anzenka/genom_editting/interview_5.htm - 農林水産省「合格サポート朝ごはん(受験)」
- 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版八訂」
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kakou/mezamasi/about/examination.html
調理のポイント
オートミールをお米のように使う方法を“米化”いいます。オートミールは大きく分けて2種類、粒の大きいロールドオーツと粒が細かく粉砕されているクイックオーツがあります。ロールドオーツは米に近い、粒のしっかりとした見た目、食感です。粒が大きく形がしっかりしているのでパラっと仕上がります。クイックオーツでも作ることができますが、より食べ応えを楽しみたい方はロールドオーツでお試しください。
オートミールに水を加えて加熱するとごはんのようなモチっとした食感になるので、箸でほぐすように混ぜてください。
今回は電子レンジで加熱するので10分もかからずに作れます。お使いの電子レンジによって火の通りに差があるので、状態を見ながら加熱時間は調整してください。忙しい朝ごはんにもおすすめのレシピです。
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