豆腐とキムチのチゲ風スープ
- 大豆オリゴ糖を含む豆腐でお腹の健康サポート!
寒い日に食べたい体が温まるキムチ入りのスープ。ピリ辛なキムチは旨みを活かしてスープにも活用してみましょう。
基本の材料(2人分)
- 豚ロース肉
- 80g
- 絹ごし豆腐
- 100g
- もやし
- 100g
- にら
- 1/4束
- キムチ
- 100g
- ごま油
- 大さじ1/2
- (A)水
- 400ml
- (A)鶏がらスープの素(顆粒)
- 小さじ1
- (A)しょうゆ
- 大さじ1/2
作り方
- 1.
- 豚肉は3cm幅に切る。絹ごし豆腐は食べやすい大きさに切る。
- にらは4cm幅に切る。
- 2.
- 鍋にごま油を入れて中火で熱し、豚肉を炒める。
- 3.
- 火が通ったら絹ごし豆腐、もやし、キムチ、(A)を入れる。
- 4.
- 沸騰したら3分ほど煮る。にらを加えてさらに1分ほど煮る。
-
《監修》管理栄養士・米粉料理家
中村りえ
東京農業大学卒業後、大手食品メーカーにて商品開発、健康セミナーの企画や広報に携わり、独立。レシピ開発、コラム執筆、セミナー講師、メディア出演など幅広く活躍中。家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。日本人の「米離れ」の深刻さについて学んだことから、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉料理家として活動を行う。キッズ食育Jr.トレーナー、米粉マイスターインストラクターの資格を保有。
レシピのポイント&コラム
白菜などを発酵させて作られたキムチは、乳酸菌を豊富に含んでいる腸活のパワーフードです。
気をつけていただきたいのはキムチの塩分。キムチですが、100gあたり2.9gの塩分があるので、食べすぎには注意してください。
キムチに含まれる塩分を活かして、スープや炒め物の際に調味料のように使うのもおすすめです。発酵食品の旨味が加わりおいしく仕上がります。
発酵食品や食物繊維で腸を整えることは便秘予防だけでなく、免疫機能アップにもつながります。腸には免疫細胞の6~7割が存在するといわれているので、寒い季節は風邪予防のためにも腸を整えて元気に過ごしましょう!
<参考文献>
- 文部科学省「日本食品標準成分表2020年版八訂」
- 厚生労働省「e-ヘルスネット|腸内細菌と健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html - 種本俊, 筋野智久, 金井隆典, 腸内細菌叢と免疫の関わり, 日本臨床免疫学会会誌, 2017 年 40 巻 6 号 p. 408-415
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsci/40/6/40_408/_pdf/-char/ja
調理のポイント
スタミナ料理といえば豚肉。スタミナ料理と言われる理由はビタミンB1が豊富に含まれているためです。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きをするため、疲労回復の効果が期待できます。ごはんやパンなどの、糖質が豊富な食品だけを摂ってもエネルギーとしてうまく使うことができず、疲れやすくなります。甘い物が好きな方や、運動をたくさんする方は不足しないよう、炒め物やスープにして汁ごといただくのがおすすめです。
豚肉のスタミナパワーを高めてくれるのが“にら”。“にら”に含まれる硫化アリルという成分がビタミンB1の吸収を高めます。硫化アリルは、血液をサラサラにする働きがあるため、血流をよくする効果が期待できます。にらはβ―カロテンが豊富な緑黄色野菜。もやしのように色が薄い野菜だけでなく、にらやにんじんのように色の濃い野菜も取り入れてみてください。
<参考文献>
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)|各論 水溶性ビタミン」https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000067134.pdf
- 農林水産省「園芸特産作物に関する情報|今月の園芸特産作物:6月 にら」https://www.maff.go.jp/hokuriku/seisan/engei/tokusanbutu.html
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